2006年、CDで始まった“耳の読書”。その先に待っていた革命とは?

こんにちは、 黒帯兄さんこと八木橋ショーガックです!
 
今日は、「プラットフォームってなんなの?」
「オーディオブックって昔はなかったの?」という疑問に答えながら、名作文学と時代の変化について、小学生でもわかるようにお話しします。
 
テーマはズバリ、《耳で聴く名作とオーディオブックの進化》です。


「名作を聴く」ってどういうこと?

まず紹介したいのは、森鴎外(もりおうがい)の『舞姫』という名作を、俳優・加藤剛さんが朗読してくれるCDです。
 
📀このCDのタイトルは『名作を聴く(1)~森鴎外』
 📅発売日は2006年8月9日。
 
「え? そんな前にもうオーディオブックってあったの?」って思ったかもしれませんね。
 
実は、今みたいにスマホで聴ける時代じゃなかったけど、“耳で本を楽しむ”文化はすでに始まっていたんです。
 
このCDは、まるで俳優さんが目の前でお話を読んでくれてるような感覚が味わえるスグレモノ。文学がちょっと苦手…っていう人も、耳で聴くとスッと物語の世界に入り込めるんですよ。


オーディオブックは昔なかったの?

「オーディオブックがなかったから、このCDは新しかった」とよく言われます。
 
でも、これは少し注意が必要です。
 
たしかに、今みたいにアプリで本を買って聴くスタイルは当時なかったので、CDで文学を聴くというのは、ちょっと珍しくて新鮮でした。
 
でも実際には、それ以前にもカセットテープCDで、声優さんや俳優さんが本を朗読する音声コンテンツはありました。
 
じゃあ、なぜ2006年のこのCDが「新しい」と言われるのかというと──
それは、 「プラットフォームがまだなかった」からです。


プラットフォームってなに?

「プラットフォーム」という言葉、聞いたことありますか?
 
簡単に言えば、「いろんな商品やサービスが集まっている場所」のこと。
 
たとえば:
 
  • Amazonは「モノを買う」プラットフォーム
  • YouTubeは「動画を見る」プラットフォーム
  • audiobook.jpは「本を耳で読む」プラットフォーム
2006年の時点では、オーディオブックをまとめて配信してくれる場所がなかったんです。
 
つまり、CDショップや図書館など、バラバラの場所で作品を探すしかありませんでした。
 
でも、2007年に「FeBe(フィービー)」という日本初の本格的なオーディオブック配信サービスが登場しました。
 
これが後に「audiobook.jp」に名前を変えて、今では250万人以上が使う大きなプラットフォームに育ったんです。
 
📅 FeBeができたのは2007年。
📱 audiobook.jpに名前が変わったのは2018年。
🎧 2021年には、日本語オーディオブックで書籍ラインナップ数日本一に!
 
これってすごくないですか?


CDからアプリへ。変わったのは「形」、でも変わらないものは?

ここで大事なのは、「耳で本を楽しむ」という体験は変わっていないってことです。
 
  • 昔はCD
  • 今はスマホやタブレット
形は変わっても、名作文学を「聴く」という楽しみは、今も昔も同じ。森鴎外の『舞姫』も、加藤剛さんの声で聴けば、その時代の息づかいがリアルに感じられます。
 
そして、これを届けてくれるのがプラットフォームの力なんです。


まとめ:プラットフォームの力を知ろう!

今回の話を通じてわかってきたのは、こんなことです👇
 
  • オーディオブックCDは2006年ごろから登場していた
  • それ以前にも朗読メディアはあったけど、広くは知られていなかった
  • 2007年にFeBe(現:audiobook.jp)ができて、耳で読書できる時代が始まった
  • プラットフォームがあると、ユーザーも作り手も便利になる
  • 「形」は変わっても、「体験」の本質は変わらない


未来のために、今からできること

もしあなたが「自分も何か発信してみたい」と思ったら、まずは自分の“プラットフォーム”をつくることを考えてみてください。
 
それはYouTubeかもしれないし、ブログやポッドキャストかもしれません。
 
僕が教えているWordPress講座も、まさに「あなた自身のプラットフォームづくり」のお手伝いです。
発信の土台があれば、あなたの「声」や「想い」を、もっとたくさんの人に届けられるようになりますよ。


耳で聴く文学の世界って、なんだかロマンがあるでしょ?
 
そして、それを支える“プラットフォーム”の力も侮れません。
情報発信するって、楽しいよ!
 
それではまた、黒帯兄さんこと八木橋ショーガックでした!
次は何を語ろうか、楽しみにしていてくださいね📚🎧✨

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